2023.11.17(金)雨のち晴れ 久々の心躍る波
今日(11/18)の鵠沼クローズアウト砂がサンドブラストのように吹き付けてくる
最近楽器を習い始めたのと、鏡面のように波がないこともあってしばらく海から遠のき気味であったが、今日はそろそろ波が上がってくるかなーと朝から早起きして様子を見ていた。朝はスルー。2時過ぎころからようやく少し出始めてそろそろかな?と思っていると徐々にいい感じになり始めて急いで準備する。待ち続けたかいがあったと内心小躍りしながら自転車をかっ飛ばして、3時ころに入り始めたころにはなかなかな間隔で波が入り始めていた。しかもまだすいてる!入ってみると高さはあるんだけどパワーが足りず、のれない状態が続いたが、やがて高さパワーともに上がってきて、風も止んでいい感じで割れてきた。パワーポイントをなかなか探りあてられずに乗っていく人達をおおぉと横目で見送りながら、乗れそうな波を待ってみる。遥か遠くの水平線が盛り上がって沈みかけの太陽がうねりで一瞬隠れて暗くなるくらいの波がどんどんくる。
何度かトライするが乗れず。またパワーポイントがずれてる。今度はこっち?翻弄される。セットが来ると乗ってないのにまかれたり、失敗してまかれたり今日はずいぶんまかれた。かぶっている帽子も脱げてしまうくらい激しく巻かれ、でも過去に経験した波の中ではまだ怖いほどではない。とはいえ油断しているとケガする恐れがあるので、工夫しながらまかれてみる。時折冷たい海流も混ざって体が冷え始める。そろそろ上がりたいが乗るまでは終われない、と思い始めた折チャンス到来。左から割れ始める波をとらえた。乗った瞬間走り出すとスピードが速い!テイクオフってやっぱり空をふわーっと飛ぶ感じだ。こんなに速いのは初めての感覚!とかおもいつつ結構長くのったかな。これ以上はまずいと思うところでボードから降りる。背後で割れる波にぐしゃぐしゃにされつつも何とか上がれた。歯の音が合わないくらい冷え切っている。震える体で自転車をこぎながら、心の中は幸福感でいっぱいだ。今までで一番かもしれないいい波に乗ることができたのだから。脳内お花畑。こういう時はすべての存在に感謝したくなる。
うまいか下手かは関係ない。楽しく自分なりのいい波を体験することこそが何よりの宝物だ。完全なる自己完結の世界。マインドフルネス、瞑想体験である。主役は波である。体力が続く限り海には入り続けるだろうと思う。
それにしてもまかれると、どこに入ってたんだろうってくらい鼻から海水が流れ落ちてきますね。
今日(18日)は朝から強風が吹き荒れている。ウインドサーフィンの人達は楽しいのだろうけど、さすがに入ろうとは思えない感じ。以前の私ならどんなコンディションも経験、と雪が降ろうがぐしゃぐしゃであろうが我慢大会のような時も入っていたけど、一通り経験すると予測がつくので楽しくないときは入らないと思うようになった。
窓からの景色に夕日の光が斜めにさしてきたので、荒れた海の様子を見に行ってみようと海へ向かう。ものすごい向かい風を受けながらペダルを限界まで強く漕いでみる。これはこれで楽しい。なんかこの頃幸福感が長く続くようになった。習慣が人を作るということには賛成だ。マントラのように「ありがとう」という言葉を唱え続けると本当に現実世界が変化し始める。不要な思考の癖のようなものを手放すことができる。これは体感してみないとわからない。習慣が定着し当たり前になるまでは時間がかかるしそのこと自体を忘れてしまうから。これは未来をまず設定するのと同じような気がする。重要なのはまず決める(宣言する)ことである。私はこうある、と。
ちなみに「ありがとう」の反対は「あたりまえ」なのだそうだ。日常はあたりまえの豊かさで満ちている。つまり感謝できることは有り余るほどあるということ。
話は変わるけれど、このブログは大学時代の友人とつながろうというのがきっかけの一つだった。もちろん心の癒しの場である”ひろまち”の風景の採集の記録もかねているけれど。たとえ少なくても人とのつながりに心を助けられることもある。自己完結できればそれはそれですごいけれども。相方の口癖はこうだ、「人がどう思おうががそんなことはしったこっちゃない」。人は変えられないが、自分のこころの持ちようは自分で変えられるということだし、自分しか自分を救えないということだと思う。必要なものは必要な時に必要なだけ与えられるのだともいえる。説明不足で意味不明かもしれないけど、言葉にするとそんな感じ。あーなんかもっとうまく説明できたらなと思う。その点友人や相方は言葉をうまく使えてうらやましく思ったりする。だから私は私なりに不器用なりに表現してみようと思う。いろんな形で。そのうち少しは伝わるかもと思って。
だからJ、何となくでいいから友だちでいてくれ。きみが元気で生きていることが私の勇気につながるから。ブログを読むたびそう思う。元気で頑張ってるなとエネルギーをもらっているよ。ありがとう。多分今日はいい波に出会えて気分がいいからそんなことを言えるんだろうな。しっかしその行動力にはおののく。どこからその原動力は来るんだろうと不思議に思う。だから会うタイミングを逃してしまうんだと思います。
機嫌よく過ごすことが何よりです。
皆様もご機嫌よろしゅうあられませ。
どうぞご自愛ください。
なんか手紙みたくなってきた。
番外編 種子島、屋久島の旅 前篇
ひろまちを歩きながら、屋久島へ行ってみたいとふと思いつき、
日々思いを募らせていたのだが、ようやく訪れることができた。
羽田から鹿児島行きソラシドエアに乗る。
朝ごはんに空港の佐藤水産でサケとイクラの入った大きなおむすびを朝食用に購入。
目の前で握ってくれるのだ。佐藤水産から出ているサケ醤油が北海道に行ったときとっ
てもおいしかったので、なじみがあって。間違いなく、おいしい!
久しぶりに乗る飛行機からの景色が面白すぎて可能な限りカメラに収める。
前日興奮していたのかなかなか寝付かれず、結果飛行機内で足がつった。
片足がよくなったと思ったらもう一方の足にもきて閉口。
機内サービスのリンゴジュースをいただいたら何とか回復。
グーグルマップそのもの
プロペラ機って初めてだったけど、軽い乗り心地でこれはこれで楽しかった。
飛行機はどちらも満席だった。
無事ついた
バスで宿の近くの町ので移動することにした。バスで走るが両側は家も何もない道が続く。町でご飯を食べようと思っていたが、めぼしき食事処も見つからず、エーコープでお弁当や食料を買った。お弁当はバス停のベンチでいただく。アカバラという魚のお刺身がとてもおいしかった。湯引きした皮がそえてあり、コリコリとして食味がよい。残念ながらお醤油は甘い味。お弁当は鳥の唐揚げだったけど、お店で調理されててとても美味しかった。お米もおいしい。
黄色いリコリス
予定では宿にいって、予約したサーフボードを受け取って海に入るつもりだったので急ぎタクシーで向かう。バス停の近くにタクシー会社があったのでそこから出発。ざっくりおすすめの公園の話など聞きながら宿についた。
ボードを受け取って近くの海に向かう。マングローブの林などを右手に見ながら20分ほど歩くうちまた足がつって閉口。何とかたどり着いて無人の海に入る。砂がクリーム色で、海の水が透明感が半端なくきれいすぎ。波はないけど入っているだけで癒される。入ってる間中足つってたけどまあ目的は達成された。いい種波はまた次の楽しみにとっておこう。
温泉が近くにあると聞いていたので入ってみる。脱衣所が外から丸見え、まあこれが田舎のおおらかさかとあきらめる。さらさらしていていいお湯だった。
この花があらゆるところで咲いていた
中種子の海水浴場
光がきれい
宿ではごちそうが出たけれど、写真を撮るのをうっかり忘れてしまった。残念。
特につみれのお吸い物が印象に残っているかな。天ぷらもおいしかった。
翌日近くの海を散歩した。
砂が白い
タクシーを呼んでほしいと宿に頼んだら近くのバス停まで送ってくれるという。ありがたい。若い島の女の子が運転してくれて、島の道路事情とか島の子供の登校は車で送り迎えとか興味深い話が聞けた。
バスまでの時間がたくさんあったので、可能な限り歩いてみることにする。
お昼ごろなんだけどカラスウリの花咲いてる、謎
南国風の花にチョウチョ
ハナウリクサ これも初めて見る
道路沿いにはたくさんのソテツが。こんな実がなってるの初めて見る。毒があるって知らなかった。
これはツマベニチョウっていうんだって。大きい。
途中雨が降ったりやんだり。バスが来るギリギリにバス停に到着。何とか乗れた。ほぼ貸し切り状態で海岸線を走りながら西之表の町に向かう。
東天紅っていうところで町中華をたべた。とても美味しかったのでびっくり。
屋久島にわたる船の時間まで余裕があったので街を少し歩いたり、買い物をしたりして過ごした。
このトッピーという高速船で屋久島にわたる。飛行機みたいな音がする。
シートベルト着用とのことだったが、ほとんど揺れることもなく快適だった。
宮之浦港に到着して、バスで移動しようと思ったが登山も視野に入れていたので、レンタカーを借りてしまった方がいいだろうと、港近くのお土産屋さんでレンタカーを借りた。宿のある安房に向かう。里町という民宿にとまった。オーナーさんは感じの良い柔らかいしゃべり方をする人でかわいらしかった。宿の形態は洗濯機、風呂、調理できるスペースもあって連泊するにはいいかもしれない。奥まったところに在って道が狭いので、借りたレンタカーが軽でよかった。
夕食は近くのお店で。トビウオのお刺身がどうしても食べてみたかった。
トビウオのお刺身
海鮮丼
トビウオの刺身は骨が気になって・・・味は良かった。
海鮮丼もおいしかった。ただマグロのずけの味付けは?こちらではこういう味をつけるのだろうか。お醤油はやはり甘い。。。
その日は明日に備えて早めに就寝。雨が降ることは事前にわかりきっていたので登山は難しいだろうという予測のもと、屋久杉ランドくらいまでは行けるだろうという話をしていた。
後編に続く
2023.10.2(月)午前 晴れ 29.1℃ 1009hPa 木道で三頭のアオスジアゲハと出会う
ヤブマメ
畑はそばの花が満開。数日前の早朝、咲いたばかりのそばの花にものすごい数の蝶や蜂たちが乱舞していた。そのうねるような羽音が今でもリアルに思い出される。
すっかり秋らしく空が高くなって、秋の花々もいきいきとして色どりを添えている。加えてそれに群がる生き物たちも増えてきた。その一方で数を減らしている生き物もいる。
ツリフネソウ
コスモスも咲いて
バッタが見えますでしょうか
ソバの花
美しい
オレオリンとかイタリアンピンクとかイエローオーカーとか黄土色系の色味が感じられる空気感。光も和らぎました。
今日は木道で3頭のアオスジアゲハに出会いました。
その様子はyoutubeにあげています。
やはりここひろまちはいつ来てもエネルギーをチャージする感じですし、
心の底から癒されます。いつもどうもありがとうひろまち。
2023.5.12 (金)夕方 晴れ 23.5℃ 1017hPa
今日目についたのはこの草。
オオスズメノカタビラでいいのだろうか。一メートルほどの高さでいたるところに群生している。垣間見えるシルエットの遠近は美しく、繊細ではかなげな趣もあるが、生命力は強そう。
新緑のこの時期は繁殖の時期でもあり、鳥たちはさりげなくデュエットを奏でる。
しばらく見ないうちにまた表情を変えている森。鳥たちの輪唱、花の香りその時々で気づけば幾らでも違った心地よい情報を与えてくれる心と脳にとってのご馳走。
これはちょっと前の様子。
これは今日の様子。めっちゃ増えてるオオスズメノカタビラ。
きれいだけれども。
びしょ濡れになってるカモ初めてみた。今日のトンボ池で。
5月4日のカモ。トンボ池で。
ウツギ
逆さ吊りになってヤマグワの実を食べるリス
セリバヒエンソウ
4月20日のフジ
4月24日 アライグマにしか見えないんですけど
4月24日 タヌキですか?
5月4日 アゲハ
ナシアシブトハバチの幼虫 カラフルー
ヨコバイっていうそうです。チョコまみれのキャラクターを連想した。
エゴの花
連休中の写真をまたそのうちアップしようと思っています。
今日も楽しかった。ありがとうひろまち。
2023.4.16 (日)よりみち 平塚花菜ガーデン
昨日は一日中雨が降って、今日はすっきりと晴れた。まるで初夏のような午後、藤の花に熊蜂が行ったり来たり。
今日は平塚にある花菜ガーデンでまったり。
平塚には”しまむら”というスーパーがあってこれがお気に入りなので、平塚に来ると大抵はこのスーパーでお昼のお弁当などを調達する。調味料やお菓子やパンなども品ぞろえにオリジナリティーがあって楽しい。今日は”あられ丼”という海鮮丼と”まじめに作ったポテトサラダs”、”しまチキ”をチョイス。この”まじめに作ったポテトサラダ”の味付けが甘くなくておいしいので何度もリピートしている。しまむらは平塚を中心にいくつか店舗があるが、そのどれもがそれぞれ個性があるので、行きにお弁当を買って、帰りは違うしまむらで夕食のおかずの材料の買い物をしたりといろいろ使わせてもらっている。
昨日大雨が降ったので空は青く澄み渡り、にょきにょきと白い雲が印象的だった。あまりに魅力的なのでしばらくの間、雲の形が変化していく様に見入っていた。中央の芝生の広場からは360℃の視界が開ける。その視線の向こうに青々とした新緑の丹沢山系が望める。
芝生に寝転がって地面すれすれのところからあたりを見回すのが大好き。小さな草が大好きだから。土の地面はふかふかしてるし、いろんな虫もいる。今日はオレンジ色のテントウムシとか、ダンゴムシ、もちろん鳥やアリ、アゲハ蝶やモンシロチョウ、キチョウ、アオスジアゲハもいた。そういう動く生き物がいるのを見つけるとなぜか安心するし、心が和む。みんな生きてるって思う。あの「みんなみんな生きているんだ友だちなんだー」ってとこは好きかも。
朝は海でも遊べたし、今日も楽しい一日でした。どうもありがとう。
2023.4.6(木)夕方 曇り 21.4℃ 1013hPa
ツバメが飛ぶのがベランダから見えるようになった。今年はどこに巣を作るのだろう。また子育ての様子を見られるのを楽しみに待っている。
ちょっと見ないうちにまた様子はすっかり変わっている気がする。蝶の種類が増えたり、花が交代していたり。虫もだんだん増えてきた。見たことのないクモに出会ったが撮り損ね。田んぼのオタマジャクシは順調に育っている。
オンショアで乱れる。
この虫よく見かける。ジョウカイボンでいいのかな。
突き抜けてるし。
10倍ルーペをスマホのレンズに近づけて撮ってみた3枚。↓
タガラシ
川伝いにふわふわとした草むらを歩いた。土も雨を含んでふんわりとしている。まだお目にかかったことはないがマムシもいるらしい。黄緑色の新芽や草が目に優しい。
強い風が吹くとギシっと音を立てる。
今日もとっても楽しかった。どうもありがとうひろまち。